こんばんは、ドローンパイロットのふみや(@fumiya1223)です。
- 映像の幅を広げるためにドローンに興味を持った
- 農業や建築、配達などの業務にドローンを活用していこうと考えている
- ラジコンをやっていたのでドローンもやってみたい
人それぞれドローンを始める理由があると思います。
ドローンを飛ばしに行く時に何を準備すればいいのか、何を確認しておけばいいのか、最初は分かりませんよね?
身近にドローンに詳しい人がいれば、その人に聞けるかもしれません。
しかし実際、身近の人はドローンを触ったことすらないでしょう。
そこで今回はドローンビギナーがまずは知っておきたい、ドローンを飛ばす前にチェックするべき項目を4つに分けてご紹介します。
1.飛ばしていい時間か
農業、林業、建築、測量などにドローンを使おうと考えている方は、業務時間内でお昼の明るい時間に飛ばすことが比較的多いことでしょう。
空撮で映像を撮影したい方も、基本的にはお昼の明るい時間に飛ばすと思います。
しかし、いろいろな映像を撮影していく内に夜景を撮りたくなるかもしれません。
国土交通省の定める改正航空法の中では、
【日中(日出から日没まで)に飛行させること】
と、ルールが決まっています。
どうしても夜間にドローンを飛ばしたい場合は、国土交通大臣の承認が必要となります。
2.飛ばしていい場所か
日本国内では、ドローンを飛ばしてはいけない場所が決まっています。
知らずに飛ばして、その場所が飛行禁止エリアだったらどうなると思いますか?
悪気は無くても法律で罰を受けたり罰金を払うことになるかもしれません。
ドローンは法律や条例を守り、安全第一で飛ばすことが肝心なので、飛ばしていい場所かどうか確認していきましょう。
以下の場所での飛行は禁止されています。
- 空港等の周辺の上空の空域
- 150m以上の高さの空域
- 人口集中地区の上空
この他にも首相官邸や皇居の上空、原子力発電所周辺など飛ばしてはいけない場所がいくつかあります。
こうやって見ると、飛ばせる場所を探すのが難しいと感じてしまいますよね。
そんな方のために【SoraPass】というものがあります。
3.天気は荒れていないか
次はドローンを飛ばす時に最も影響を受けやすい、天候について確認していきましょう。
想定される天気のパターンと対処法を解説します。
晴れ
晴れている日が最も目視もしやすいので、ドローンを飛ばす上で問題はありません。
ただ、眩しくてドローンを見失ってしまう可能性があるので、サングラスや帽子があると便利です。
強風
風が吹いている中でドローンを飛ばすと、グラついて映像が安定しないです。
また、制御不能になる危険性もあるので強風の時は飛ばすのを控えましょう。
風速計をドローンと一緒に収納しておくと便利です。
雨、雪、雷
機体の故障の原因になりますので、飛ばすのは止めましょう。
積乱雲
雨雲や怪しい雲はないか確認し、怪しそうなら飛ばすのは控えましょう。
4.機体は正常か
ドローンを飛ばす前も、飛ばした後も確認したいのが、機体が正常かどうかです。
飛ばす前に異常があったらもちろん飛ばせませんし、飛ばした後に損傷や歪みなどがあったら修理をしなくてはいけません。
- モーターに異常はないか
- プロペラに傷はないか
- バッテリーは膨張していないか
- バッテリーはきちんと充電できているか
- LEDは点灯しているか
日々の機体のメンテナンスを怠らずに、しっかり整備しましょう。
まとめ
- 時間
- 場所
- 天候
- 機体の状態
いかがでしたか?
他にも細かい法律や条例、規制など確認することはありますが、ドローンを飛ばしに行く時はこの記事を読んで再確認してみてください。
ドローンを飛ばすのは楽しいですが、しっかりと責任感を持って飛ばすことを心掛けましょう。