こんばんは、お茶大好き人間のふみや(@fumiya1223)です。
ぼくは毎日お茶を飲んでいて、カフェに行ってもコーヒーを頼まずにお茶を飲むくらいお茶が大好きです。
そんなお茶好きのぼくにうってつけのお店が、三軒茶屋にオープンしたという情報を入手したので行ってきました。
東京茶寮(とうきょうさりょう)という、ハンドドリップスタイルの新しい体験型の日本茶専門店です。
ミニマムな店内で高品質な日本茶を、目の前でバリスタさんにハンドドリップしてもらうという、新しい体験をしてきました。
とにかく贅沢過ぎたので、早速レビューします。
三軒茶屋駅から徒歩約7分
お店までは、三軒茶屋駅から歩いて約7分で到着。
外観からおしゃれな雰囲気が伝わってきます。
開店2日目ということで、20分ほど待ってから入店。
ミニマムで居心地のいい内装
店内はミニマムな作りで、とても居心地のいい空間。
日本茶の香りや味に集中できるように、内装の無駄を省き茶室をイメージしているらしいです。
東京茶寮のメニュー
煎茶2種飲み比べ+お茶菓子 1,300円(税込)
お茶は7つの中から2つ、お茶菓子は3つの中から1つ選びます。
煎茶はそれぞれ甘味、渋味、旨味、香り、産地が異なっていて選ぶのにすごく迷いました。
- 004 やぶきた やめ(YABUKITA YAME)
- 007 宵の七曜星(YOINO SHICHIYOUSEI)
- ほうじ茶のブラマンジェ
ぼくはこの3つを注文しました。
人気の煎茶は【001 はるもえぎ】と【004 やぶきた やめ】。
バリスタさんのお勧めは【002 香駿】でした。
目の前でハンドドリップしてもらう贅沢な体験
目の前のカウンターでバリスタさんが煎茶をハンドドリップしてくれます。
茶葉は4g、一杯あたり120ml、5杯提供されます。
自分でお茶を入れる時、お湯の温度を気にしたことがありますか?
東京茶寮では【一煎目(70℃)→二煎目(80℃)→三煎目は(80℃)】と変化をつけています。(理由は後述。)
一煎目
一煎目は70℃で、80秒を砂時計で測ります。
煎茶2種飲み比べ。
やぶきた やめは、甘味を味わっていると旨味が徐々に出てきて味が凝縮されている印象。
宵の七曜星は、やぶきた やめと比べて香りが強く渋味・苦味が強い印象。
二煎目
二煎目は80℃で、割とすぐにドリップします。
温度を上げることで、甘味を飛ばしカフェインを上げ、渋味が増すらしいです。
実際に飲むと一煎目とは甘味も渋味も全然違って、本当に同じお茶を入れているのかと思いました。
2種類のどちらか好みの方を三煎目で飲むことができます。
ぼくは宵の七曜星でお願いしました。
三煎目
三煎目は、にこまるという玄米を足し、80℃で二煎目より少しだけ長く置きます。
玄米の味と香りをつけるために、少しだけ長く置くそうです。
玄米を追加したことにより一煎目・二煎目とは味も香りも全然違くてとても美味しかったです。(お茶漬けが食べたくなります。)
同じ茶葉でも3煎違う味で楽しめました!
煎茶と相性抜群のお茶菓子
ぼくが注文したほうじ茶のブラマンジェがこちら。
ブラマンジェとは:(フランス語: blanc-manger、ブラマンジェとも)は冷菓の一種。 現在の日本では砂糖、洋酒、生クリーム、バニラなどで風味をつけた牛乳を、ゼラチンで固めたレシピが多いが、本来は砕いたアーモンドからアーモンドミルクを抽出して牛乳に香りを付けて作り、肉が入ることもあった。
引用:Wikipedia
バリスタさんは昔ケーキ屋さんで働いていて、その経験からほうじ茶のブラマンジェを考案しました。
ムースを作り、お茶農家さんから仕入れたほうじ茶粉末を入れて作るそうです。
煎茶を飲みながらほうじ茶味の菓子?と思いましたが、煎茶によく合う味で舌の上で溶けていきます。
コース料理のデザートに出てくるような一品でした。
一つ一つのモノにこだわりを持っている
砂時計
一般的な砂時計は1分、90秒、5分などキリのいい数字で作られています。
東京茶寮で使用している砂時計は80秒。
全ての秒数を試して、甘味、渋味、旨味、香りが一番ブレなかったのが80秒。
また、砂時計で測ることにより誰が測ってもばらつきがでないということで特注したらしいです。
グラス
お水が入っているグラスは、VIVAというデンマーク産のものを使用していました。
このグラスはガラスが二重のダブルウォール構造で、保冷・保温効果があり、グラスの外側に結露がつきにくい作りになっています。
お店の雰囲気もあると思いますが、口触りが良くて水がとても美味しく感じたので、VIVAのグラスを買おうかと思います。
スプーン
ほうじ茶のブラマンジェを食べるためのスプーンがこちら。
試作段階からスプーンを6種類から選んだらしいです。
こだわりがすごい。。
東京茶寮の店舗情報
営業時間:11時~20時
定休日:月曜日(祝日の場合翌日休み)
予算:1,300円(税込)
アクセス:東急田園都市線 三軒茶屋駅から徒歩7分
住所:東京都世田谷区上馬1-34-15
まとめ
無駄を省いたミニマリズム、一つ一つのモノに対するこだわり、東京という都会の中で過ごすゆっくりとした空間、全てが贅沢な体験でした。
席数は9名前後で1人5杯提供されるので、少々待つことになると思いますが待つだけの価値は充分あります。
お茶が好きな人、日頃時間に追われている人は、行ってみてはいかがでしょうか。
お洒落にデートするも良し、一人で贅沢なティータイムを楽しむのも良し。
プレスリリースをあまりしていないので、口コミやリピーターで徐々に広まればいいとのこと。
ぼくは間違いなくリピーター決定です。